最強お姫様☆
俺は友夜のそばにずっといた。
小さいころから・・・
だれよりも友夜を理解してるつもりだ。
でも友夜は違うのか?・・・--
「弥彦ぉ?
怖い顔して何考えてんの?
もしかして!
あたしが弥彦のことリンチしたことまだ根に持ってんの?」
友夜が俺に近づいてきて隣に座ってきた。
こいつ・・・俺がいろいろ考えてんのにのんきな顔しやがって
でも、そこがいいんだけどな。
「さぁな~?
だったらどうすんの?」
「これから弥彦のこと心の狭いやつだと思って冷たい視線を送り続ける!」
「なんでそうなんだよっ!
意味わかんねぇよ!」
「だってそんなこといちいち根に持ってたらいつかケチケチなおじさんになるよ?
そんなのがあたしの親友だって知られたらあたしいっしょうの恥になっちゃう!」
「一生の恥って・・・
俺はどんだけ重い存在なんだよ!」
「もとからでしょ?」
「なんだとこのヤロウ!」
「キャー!
大雅たすけて~!
弥彦がケチケチで変態なおじさんになって追いかけてくる!」