Princessの掟2






「りぁ…百合亜!!」



大きく体を揺すられてゆっくりと目を開く。 



「着いたわよ?」



そうお母様に言われて周りを見渡した。 



どこかの屋敷に止まったように見える。 



別荘か何かかな? 



「百合亜、ここは城東本家よ。」



私の気持ちを読み取ったかのように教えてくれた。



ここが、優斗の家。 






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