Princessの掟2






「じゃあそろそろ2人だけにしてあげましょうか。」



おば様の言葉で両親たちがたちあがる。 



「百合亜、別室にいるから。」



「ええ、分かったわ。」



私の返事を聞くと両親は部屋を出ていった。 



バタンッ 



ドアの閉まる音が聞こえたあと私と優斗の2人だけになった。 



久しぶりに会ったのに、何を話せばいいかわからない。 



あんなに会いたかったのに……。 







< 125 / 353 >

この作品をシェア

pagetop