Princessの掟2






私がくるのが見えたのか私が門にくると目の前に車が止まった。 



中に乗り込むと母はニコニコしていた。 



「楽しみね?百合亜。今日は優斗さんはこられないんですって?」



私と優斗のことは母たちには内緒なのだ。 



「ええ、優斗まだ授業が残ってるみたい。」



私がそういうと母は残念ねといいながら前に向き直った。 



優斗、今何してるの? 



口にでてしまいそうなこの気持ち。 



その時、ふと窓を見ていると見覚えのある車が見えた。 







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