Princessの掟2






ズキン



しょうがない。 



だって優斗の隣には美園愛香がいるんだもん。 



その後も優斗を見ていたけど優斗がこっちを見ることはなかった。



「百合亜、どうかしたの?」



窓にへばりつく私を不審におもったらしく母はちょっと険しい表情を浮かべている。 



「何でもないわ。」



笑ってごまかした。 



その後すぐ車が動き出した。 






< 134 / 353 >

この作品をシェア

pagetop