Princessの掟2
「カフェ行く?」
私の提案に美吏那も頷いた。
私たちの大学はお金持ちばっかりが通っているせいか学食というよりレストラン。
しかも和洋中全て。
そしていくつかカフェもある。
ちょうど私たちがいた塔の2階にカフェがあるからそこに向かった。
このカフェはテラスがあって2階だから、大学が見渡せる。
私たちはテラスの4人席に座った。
「あんまり人いないね?」
「まだ2限だからじゃない。」
席について荷物を置く。