Princessの掟2




中原SIDE 



バタンッ 



百合亜様が出るとまた部屋の空気が重くなる。 



ご主人様は何を考えているのか…。 



「中原、座りなさい。」



「はい。」



さっきまで百合亜様が座っていた場所に腰を下ろす。 



何を言われるのかと思うと気持ちが重くなる。 



「私が言いたいことが分かるか?」



その言葉に身体が強ばった。 






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