Princessの掟2
旦那様にバレれば何か言われたかもしれない。もちろんそれ以上もありえた。
「百合亜様は飲んでくれただろうか…。」
トントン
ぼんやり窓を見ていると誰かが部屋に入ってきた。
「中原さん。」
「潤様。わざわざおいで頂きありがとうございます。」
「いや、百合亜のことだと聞いたら来ないわけにはいかないよ。」
と気にしてないというように笑ってきた。
そう言ってもらえるとかなり楽だ。
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