Princessの掟2
「確かに…しかし今回はあまり自由がないもので、すぐにというわけにはいかないのです。」
「へー。だから直接俺に?」
「はい、是非とも。」
笑いかけると潤様はおもしろそうに話しだした。
「特に何もないよ。ただ暇だったし、レポートの資料を探しに図書館に寄ったくらいさ。」
「なるほど…。」
「これで満足?」
そう言って立ち上がった潤様を即座に止めた。
「まだお話は終わっておりません。」