Princessの掟2






「お茶して帰らない?」



「ごめん、今日はちょっと。」



「そっかぁー、じゃあまたね。」



「うん、またね。」



百合亜が教室から出ていった。 



何も知らない百合亜。 



またあなたが傷ついてしまうかもしれない…。 



だから私… 



カバンから携帯を取り出した。 



トゥルルル トゥルルル トゥルルル 



「…もしもし。」



「話があるの…。」








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