Princessの掟2






今まで暗かった顔が一気に明るくなったのが分かった。 



「俺も頑張らねーと。」



背伸びをしてまたデスクに座った。 



その姿は高校の時見ていた優斗より何倍も大きく見えた。 



「それより、拓磨。何か用があったんじゃないのか?」 



「今日は優斗にプレゼント持ってきたんだ。」



カバンから書類の束を取り出す。 



優斗の目の前に出すと驚いた顔をした。 







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