Princessの掟2
「はあ…。」
「幸せが逃げていってしまいわよ?」
麗子先輩が笑って入ってきた。
さっきまで洋服だったのに、今は綺麗な着物を着ている。
まさしく和風美人!!
「マリッジブルーかしら?」
「そーゆうわけではないんですの…。」
「まあ悩みのひとつやふたつあるわよね?」
麗子先輩はなんとも優雅にお茶をたてはじめた。
流石…。
私もたしなみとして一応一通りできるけど、やっぱり比べものにならないぐらい上手。