Princessの掟2






「さあ、どうぞ。」



ドアを開けて部屋に招き入れる。



「以外とシンプル…。」



部屋をぐるりと見渡しながら美吏那ちゃんは呟いた。



「失礼いたします。」



そのことばと同時にお茶のカートを持って、メイドが部屋に入ってきた。



そしてすぐにテーブルにお茶をセットしていく。



「ご苦労様…。」



すべての準備が終わると頭を下げて出ていった。



「じゃあ、冷めないうちに…。」



「あ、うん」



2人でソファーに座った。







< 303 / 353 >

この作品をシェア

pagetop