Princessの掟2
「百合亜、おはよう。」
窓から顔を出した優斗。
運転のためかサングラスをかけている。
サングラスすっごくかっこいい。
「おはようございます。優斗様、」
そんな優斗に中原も挨拶をする。
「おはようございます。中原さん。」
出た。爽やかスマイル。
最近、あまり表の優斗見てなかったからな。
「百合亜、早く乗らないと置いていくよ?」
「それは困るわ。」
そう言って車に乗り込む。
「いってらっしゃいませ。」
「行ってきます。」
中原に返事をし終わると車は動き出した。