Princessの掟2







「何もないよ。」



「そう…じゃあ、」



「…これは、優斗に頼まれたことなんだ。」



「…優斗くん?」



僕も聞いた時はかなり驚いたし、そんなに上手くことが進むとも正直思えない。



そこで美吏那ちゃんの力が必要になった。



「百合亜ちゃん達の結婚式はクリスマスだよね?」



「そうよ。」



「…その日まで百合亜ちゃんには姿を暗ましてほしいんだ。」








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