Princessの掟2







「ふふっ」



頭の上から笑う声がして顔を上げると笑いを堪える優斗。



まったく、誰のせいよ!!



そう思うとさっきまで力が入らなかった足に力が戻ってきた。



それを感じるとなんの舞ぶれもなく立ち上がった。



それに続くように優斗も立ち上がる。



「優斗…。」



「ん?」



「なんでここに居るの?」


「はっ?!」



突拍子もない私のセリフに返ってきたのは優斗の驚いた声。







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