Princessの掟2






「実はね…。」



昨日の出来事を事細かに美吏那に話した。 



話し終わると美吏那は微妙な表情を浮かべた。 



「なんか、逆に複雑になってない?あの子のことだからまた何かやりかすわよ?」 



「うーん、分かってるよ。でも何もしないよりいいかなって思って。」



「確かにそうかも。何かあったら言ってよね?」



「うん、ありがとう。」



本当に美吏那は頼りになる。 



私よりずっと大人な考えをもってるし。 



美吏那がプリンセスになってもおかしくなかった。







< 50 / 353 >

この作品をシェア

pagetop