Princessの掟2






「腹をくくれっ!!百合亜。」 



あれ…キャラ変わってません? 



「百合亜!しょうがないでしょ?美園愛香にしなって。ねっ?」



黙り込む私にもう一度言ってきた。 



「もうー!!分かった。誘うから、それでいいでしょ?」



「よろしい、それでこそプリンセス。」 



「もうプリンセスじゃないって。」



この時、私は自ら開けちゃいけないドアを開けてしまっていた。 








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