I want you
それからも瞬斗はずっと泣き止むまで頭を撫でててくれた。



私が泣き止むと

「あんまり一人でたえこむな。お前には沢山友達がいるんだから。俺とかっ」


そう言って瞬斗は笑う。


"友達"・・・・
そう、私達は友達なんだ。

しかも大切な。


前に瞬斗と話した事がある。

「俺とお前は友達以上恋人未満だょな」


って・・・・。

その時はあまり深く考えなかった。


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