婚約者は王子様!?

本性

「ここ座って良いよ。」

ベッドをポンポンと叩いた。

「ありがとうございます♪」

言われた通り、私はベッドに腰掛けた。朗さんは机のイスに座った。

さすがに朗さんの部屋もすごく広かった。シンプルで、すっきりと片づいている。

「急にに婚約とか言われてビックリしたでしょ?」

「正直、はい・・・。」

「良いの?婚約なんてしちゃっても。彼氏とかいたんじゃない?大丈夫?」

「いえっ!彼氏なんていないんで・・・。それに・・・。」

「それに?」



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