婚約者は王子様!?
私が・・・?婚約?!

分けわかんない!!

ヤダ!!って言おうとしたんだけど、お父さんがすごく申し訳なさそうに俯いてて。

その姿を見たら何にも言えなくなっちゃった。

「うん・・・。いいよ。どんな人??」

精一杯の笑顔でお父さんに聞いた。

「今度の土曜日に会う予定なんだ。でも、優美。本当に良いのか?」

「うん。私、お父さんの役に経ちたい。それにさ。」

「なんだ?」

「会ってみないと分からないでしょ!」

そうそう!なんたって、社長の息子さんなんだから!






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