好きだから。
「超お洒落じゃないですか!
高そうだけどお金足りるかな‥」
「大丈夫大丈夫!
中にうちの先輩がいて
今日は全部出してくれるから!」
「え?まじですか?
ラッキー♪
今日は酔っぱらいましょ♪」
中に入ると静かな洋楽に
ほんの少しだけついた明かり。
奥にはダーツをしてる
5人組の大きい男の人達。
「あやか〜こっちこっち!」
「久しぶりです♪陽介君♪」
「あやか卒業おめでと!
今日は俺たちのおごりだから
た〜くさん飲んでけ!」
「やったぁ〜
ありがとうございます♪
あとこの子がうちの後輩の夢です!!!
可愛い後輩なんで
仲良くしてあげて下さい」
「夢、俺陽介。よろしくね☆」
「あっ、よろしくお願いします!」
先輩付き合いは上手い方だと
自分では思っていたが
どうせ男なんて
結果はやりたいだけ。
その場限りでのればいいと
その時はまだ思っていた。