駄菓子屋松金 ─マツガネ─
×巻き込まれる者×
「………えーと……」
カノヤは冷や汗をかきながら呟いた。
「何でこんなことになってるんだろう…」
彼の頭に突き付けられた拳銃。
「動くんじゃねェぞ!少しでも変な真似してみろ、このガキの頭ぶっ飛ばすからな!」
穹人の男の叫び声。
そう、実は───
カノヤは穹人の暴動に巻き込まれていた。
×巻き込まれる者×