恋愛症候群
7時に起きた。

まじ眠い。

「エリカおはよ。」

朝は毎日羽依子と行ってる。

『はよ。』

あたしが4組で羽依子が1組。

あたし達は教室に入った。

『おはよ。』

「おはよエリカ~♪」

あたしは莉菜に抱きつかれた。

ちょっとうざいけど可愛いなって思う。

「全然エリカと遊べなかった~…」

莉菜はわざとらしくうつむいた。

『これから毎日会えるんだからいいじゃん?』

あたしは莉菜の頭を撫でた。

「そっか☆」

「莉菜昨日告られた~」

莉菜は照れながら言った。

『まじか…』

夏休み中クラスの男子とメールしてたけど莉菜はキモいし痛い。って噂だったのに。

「うそだよン☆」

莉菜は笑った。

『嘘かよッ!』

「頑張ってるんだけどな…。」

確かに莉菜は可愛い。

けど莉菜にはお姉ちゃんが居た。

そのお姉ちゃんが莉菜とは比べものにならないぐらい可愛いかった。

だから莉菜は必死で追い付こうとしてる。

毎日化粧し,髪の毛を巻いて,香水をつけて学校にくる。

それが男子にとって痛いらしい。

「今日だって,爪フレンチだよ?」

莉菜の爪はすこし桜色でツヤツヤしていた。

『あのさ,莉菜学校にそういうのしてくるの辞めた方がいいよ。』

莉菜が首をかしげる。

「?」

『お姉ちゃんみたいになりたいからって日焼け止め授業中塗るのもどうかと思う。莉菜は何もしなくても可愛いと思う。…てか何もしない方がいいよ!』

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