君とラブチェンジ
朝の事情
あの後、食べた食器を
返しに行く時パパに出くわした。
「咲希、デカいな~」
『光汰の身体だからね』
「パパは息子を持った気分だよ」
パパは嬉しそう笑って、
あたしの頭を撫でた。
「光汰君は小さい時から咲希といたから息子同然だけどな♪」
パパ…そんな風に思ってたんだ。
『うん。良い幼馴染みだよ』
こんな話をしたのは
初めてだった。