君とラブチェンジ
――だんだん飽きてきたな~。
入学式は眠くて仕方がなかった。
『次は、新入生代表の挨拶です。』
―パチパチ
新入生代表の人は
斉藤君とか言う名前の人だった。
…まあまあカッコイイ。
でも わたしのタイプじゃないし~♪
そう思っていると、入学式が終わった。
『1組の人―!こっちに着いて来てください!!』
……わたし 何組だろう。
桜並木に見とれてるうちに
皆は確認したんだろうな~。
はぁ…。
わたしのバカ…
半泣きのわたしは
不安でたまらなかった。
『あんた新入生?』