君とラブチェンジ
――「さきちゃ~ん!!早くあそびにいこうよ!」
『まってー。こうたくん!』
2人の少年少女が
手を繋ぎながら、
走って行く。
2人は 滑り台を何度も何度も
滑っては笑い合って
とても 懐かしい気持ちになった。
『こうたくん!さきね、大きくなったらこうたくんと けっこんするの!』
「うん。ボクもおなじきもちだよ。」
2人はそう言って、
帰って行った。
そこで 目が覚めた。
『あたし…光汰の事好きだったんだな~』
あの頃、髪の毛延ばしてたんだっけ?
今の私の髪の長さはは肩ぐらい。
光汰の髪は私より少し短い。
懐かしいな…
そう思いながら、
光汰の部屋を出た。