極上ストロベリーkiss
その時、料理が運ばれ座敷の襖が開いた。




葵は寝転んだまま。
隼人は覆い被さったまま。




『しっ 失礼しました!!』




『見られちゃったね♪』




隼人はニコッとし舌を出した。




『大丈夫だよ 料理持って来て』




隼人は言った。




料理は運ばれて来てどれも高級そうだった。




「ぁっ あんた……」




『だから隼人でしょ♪?』




「は…… 隼人…… 隼人はいつもこんなの食べてるの?」




『時々ね ここお父様のお気に入りの料亭なんだ だから時々来るの』




「そっ そう…」




葵は隼人と住む世界が違う事を改めて実感した。



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