極上ストロベリーkiss
『葵 バカとか言ってごめん……』




「離せよ コラぁ゛!!」




隼人の腕の中で暴れる葵。




隼人はクルっと葵を隼人の方に向かせた。




顔が近い……
思わず顔を反らす葵。




〔チュッ〕




隼人は葵のおでこにキスした。




『ごめんな?』




葵の頭を撫でた。




隼人にキスされたり触れられるとドキドキしてしまう葵。




「ちょっ ちょっと離しなさいよ~!!」




〔ギュッ〕




今度は抱きしめられた。




『葵が許してくれるまでしてるから♪』




「離せ~!!」




隼人は力一杯、抱きしめているから、なかなか離れない。




「んがっ 離せよ この変態!!」




『葵にどう思われてもいい 俺は葵が好きなんだ』




「あたしは あたしはあんたなんか……」




やっぱりその後の言葉が出ない。




『あんたなんか?』




「あんたなんか あんたなんか…… だっ 大……」




『大好きって言いたいの?』




「んな分けあるか~ ボケが!!」




『素直じゃないなぁ』




隼人は葵を見つめた。




葵は目を反らす。




隼人は葵の顎を掴み隼人の方へ向かせた。




「ちょっと 何っ……」




隼人は葵の唇にキスした。




「なっ 何すんのよ~!!」




『葵が素直じゃないから♪』




「あんたの勘違いじゃん!!」




『じゃあ顔赤いのはなんで?』




葵の顔は赤くなっていた。


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