極上ストロベリーkiss
「……… そうだよ……」




『そっか ごめんな?』




「………」




『よし 俺、家出る!!』




『隼人様!! それは困ります』




思わず宮野が口を挟む。




『いや 俺は葵のためなら……
宮野、俺、本気なんだ。
お父様には暫く帰らないと伝えてくれ』




隼人は葵の手をひき車からおりた。




『隼人様!! お待ちください』




「ちょっと、隼人!!」




隼人は通りかかったタクシーを停め葵とどこかへ行ってしまった。


< 74 / 284 >

この作品をシェア

pagetop