徒然唄

疑心

―――――

また聴こえた。

もう止めてぇや、
あの日を外に。

あの頃、自分は
ひたすらに中を見つめてた。

あの意味を教えてぇや、
愛さえ疑って。

愛だけにすがって、
見上げたのも
もう過去やねんな。

ひたすらに
今を求めてた。

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