キミのとなり。
「すごいタイミング」


小さく呼吸を整えて笑う修ちゃん。


「修ちゃん遅かったんだね?」

「千鶴も部活で遅くなるだろうと思ったから、図書館行ってた」


さすが勉強家(笑)


トモも見習って欲しい……って、私もか。


「もう帰ってきてると思ってた。ご飯食べてないんだったら材料買って……と思って電話したんだけど……どうする?」

「んー、せっかく駅前で会ったんだし、たまには外で食ってく?」

「うん!」



2人で近くのファミレスに入った。


「千鶴、何にする?」

「んー……」


私はメニューの2つのページを行き来しながら悩んでいた。


カルボナーラもおいしそうだし、グラタンも捨て難い……。


ピンポーン
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