キミのとなり。
修ちゃんが私の顔を見た。
「帰った後で……ね」
なぜか声が小さくなってしまう。
「ん? 昨日一緒だったの?」
「久しぶりに遊園地に」
トーストにバターを塗りながら修ちゃんが答えた。
「あら、そうだったの。デートだったんだ」
両手を胸の前で合わせそう言った美佳ちゃんは、なんだか楽しそうだ。
「あ、やっ……」
「隠すことないのに。照れてるの?」
クスクス笑う美佳ちゃん。
照れてるわけじゃ、ないんだけど……。
「智明ったら、それで居づらかったのかしらね?」
美佳ちゃんの頭の中ではすっかり、私と修ちゃんはつき合ってることになってるみたい。
「修ちゃん……」
困った顔で修ちゃんを見たけど、
「いいんじゃない?」
って、修ちゃんってば……。
「帰った後で……ね」
なぜか声が小さくなってしまう。
「ん? 昨日一緒だったの?」
「久しぶりに遊園地に」
トーストにバターを塗りながら修ちゃんが答えた。
「あら、そうだったの。デートだったんだ」
両手を胸の前で合わせそう言った美佳ちゃんは、なんだか楽しそうだ。
「あ、やっ……」
「隠すことないのに。照れてるの?」
クスクス笑う美佳ちゃん。
照れてるわけじゃ、ないんだけど……。
「智明ったら、それで居づらかったのかしらね?」
美佳ちゃんの頭の中ではすっかり、私と修ちゃんはつき合ってることになってるみたい。
「修ちゃん……」
困った顔で修ちゃんを見たけど、
「いいんじゃない?」
って、修ちゃんってば……。