キミのとなり。
一瞬離れた時にやっと伝えた思いも、そのままトモに飲み込まれた。
深いキスを受けながら、息苦しさに涙を滲ませた時。
後頭部を抱えられ、ソファにそっと寝かされた。
沈み込むソファの端っこと、顔のすぐ横につかれたトモの腕。
目を開けると、私を真っ直ぐに見据えるトモの真剣な顔があった。
「あ……っと」
なんだか急に恥ずかしさが込み上げる。
……この後の展開がわからないわけじゃない。
「いや?」
困ったような表情をしていたのだろう。
トモも少しだけ困ったように眉を下げる。
「いや、じゃない、けど……。あっ、で、電気!」
私は慌てて、煌々と部屋を照らす天井を指さした。
トモはふっと笑うと、おでこにキスを1つ落とし、壁のスイッチに向かって歩き出した。
ちょっとだけ自由になった体。
眩しい視界。
思わず顔を手で覆う。
ヤバイ。
鏡を見なくてもわかるくらい、顔が熱を帯びている。
こんな顔、見られるだけでも恥ずかしい。
……ふと、指の隙間からこぼれていた光が消えた。
深いキスを受けながら、息苦しさに涙を滲ませた時。
後頭部を抱えられ、ソファにそっと寝かされた。
沈み込むソファの端っこと、顔のすぐ横につかれたトモの腕。
目を開けると、私を真っ直ぐに見据えるトモの真剣な顔があった。
「あ……っと」
なんだか急に恥ずかしさが込み上げる。
……この後の展開がわからないわけじゃない。
「いや?」
困ったような表情をしていたのだろう。
トモも少しだけ困ったように眉を下げる。
「いや、じゃない、けど……。あっ、で、電気!」
私は慌てて、煌々と部屋を照らす天井を指さした。
トモはふっと笑うと、おでこにキスを1つ落とし、壁のスイッチに向かって歩き出した。
ちょっとだけ自由になった体。
眩しい視界。
思わず顔を手で覆う。
ヤバイ。
鏡を見なくてもわかるくらい、顔が熱を帯びている。
こんな顔、見られるだけでも恥ずかしい。
……ふと、指の隙間からこぼれていた光が消えた。