大切なもの

どこまでも続く青い空


いつ来てくれるのかな?
もうすぐかな?
公園のベンチ 空を見ながら
あなたを 待っていた
あの日,交わした約束 手を繋ぎながら…


『わたしを 置いてどこに行ったの?』
あなたを 待っていた この十年


毎日,生きるのが つらかった
毎日,あなたのことだけを 考えてた
毎日,ずっと一人で 思い出の場所で 空を見上げてた


あのベンチは,私以外 座ることのない 壊れかけたベンチ

キシム音が 懐かしく 聞こえた

あなたが いないと やっぱり ダメなんだ…
どこまでも 続く蒼い空
この空は 一人でみても 何も意味がないんだ


セミの声 響き渡る中 見えた影
それは あなたではない 一人の老人

「あなたは誰?」て聞いても 何ひとつ答えない
ただ 空をずっと 見上げてた
あの時と同じ 映像が流れてきた memory


たったひとつの memories祈れば祈るほど叶わない dream

今でも忘れられない memories
風と一瞬に消えさってしまう dream
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