私の夫は王になれない俺様
「ロバートから良い時期を聞いた
それを使わせてもらいます
僕が勝ったからって、恨まないでくださいよ」

ジョン・カミンが勝気な目で、微笑んできた

俺は肩をすくめると、口をへの字の曲げる

「俺は動き出すタイミングを言っただけだ
それだけで、この国の勝利者になるとは限らない
勝つのは俺だ、必ずな」

俺は3歩ほど前に出ると、カミンの肩を叩いた

そうだ、勝つのは俺だ

負けない

スコットランドを制するのは俺であり…俺しかできないんだ

「俺はこれで失礼する」

「もう帰るのですか?
これから、勝利者になる方法を聞き出そうと思っているのですが?」

「悪いな
寝る間の与えないほど、語りたいところだが…妻が待ってるんだ」

俺の言葉に、ジェイミーの肩がびくんと跳ねた

俺はジェイミーの目を見ると、ふっと笑った

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