he-rA-Ku-re-SU
『よう、張り切ってるな。あまり、気張るとシワが増えるぞ。』
余計なお世話だ。
「そっちこそ、もう準備が出来ているなんて、用意がいいわね。大丈夫なの?」
とはいえ、アーサーの腕は信用に足ることは、よく知っている。
『俺の腕を信用しろって。』
分かってるわよ。
「アーサー大尉、貴方の機体には、万が一のことを考え、ミサイル、レーザー、さらには、小型とは言え、核兵器が搭載されています。」
チェンからの事務連絡。
こういう勤勉さは、さすがは東洋系だといわざるを得ない。
・・・と、それを言ったら、また差別なんだよね。