he-rA-Ku-re-SU
三節
「新たな、敵機確認!」
作戦時間を残り90分を残しての殲滅
とりあえず、その後陸軍のミサイルがこの場所を掃討するはずなので、それまでは待機していようと思っていたが、その判断は間違っていなかったらしい。
「タイプは?」
ミノタウロス?ワーム?バードン?
「ヒューマノイドです。数は一体。真東から来ます。」
人型・・・か・・・。
「たった一体?なめている・・・」
の?
までは言えなかった。
なぜなら、次の瞬間オペレーターがとんでもないことを口にしたからだ。
「いえ、ヒューマノイド・・・ではありません!そんなバカな!」
どうしたの?
何があったの?正確に答えなさい!
『いや、そのバカみたいな話みたいだぜ。俺も確認した。』
アーサーがそのオペレーターの意見を後押しする。
一体、二人は何を見たというのだ?
ヒューマノイドベルヴァーの存在なら、知っている。今さら現れたところで驚きはしないぞ。