he-rA-Ku-re-SU
『てめぇは、黙ってろ!何が、最高傑作だ。てめぇ一人で作った気になってんじゃねぇぞ!てめぇ一人で動かしている気になってんじゃねぇぞ!ガキじゃねえんだ!状況を冷静に判断できねぇやつは、味方を殺すだけだ!テメェ、俺を殺す気か!』
「私は、そんなつもりは・・・」
アーサーに怒鳴られ、少しだけ頭がクリアーになってくる。
相手は、ギルディウスででも、そこに乗っているのはジェーンで・・・それで、話し合いをしたいと申し出ていたんだ。
そうだ、話し合いを申し出た以上は、こちらも対応しなければ。
『それが、俺はどうもギルディウスと完全に同化してしまったみたいで、この姿が、俺の本当の姿なんです。』
はぁ?
『なんだ、それ?そんな話を信じろって言うのか?』
いや。
「ありうる話よ。アーサー。」
アーサーに怒鳴られ、頭がすっきりしてくる。
はぁ、司令室は思いのほか寒いわ。冷房効きすぎよ。
少し、設定温度下げないと・・・