最上級の幸恋
Prologue
普通に廊下を歩いてるだけで笑われて、それ以上に何か仕出かす様ならば、その声は爆笑に変わる。
何をしても上手く行かない典型的な『駄目女』…それがあたしの等身大の姿。
だけど
駄目なあたしはこの手に救われました。救われてからは、何度も何度も貴方の温もりを噛み締め続けました。
どう考えても無謀な『思い違い』が───
────…全ての始まりでした。