俺様彼氏と弱虫彼女

気持ち




あたし………

もしかして………

「友里!!こっち」

そんなことを考えていると

後ろから友里を呼ぶ

こうちゃんの声が聞こえた。

「宏祐っ!!ちょっと待って」

それに…友里の声も。

ふりかえると2人の姿が見えた。

手をつないでる…2人の姿が…。

なんで…

なんであたし達と同じ店なの??

「菜月!」

先輩に横から呼ばれた。

「えっ、あ…」

「この店、気に入らないか…??」

先輩は悲しそうに

あたしに聞いてきた。

「違います…!楽しいですよ??」

そう言うと先輩はホッとした。


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