俺様彼氏と弱虫彼女
恐怖のよびだし
「おはよー」
あたしはいつものように
おはようと言った。
「おはよう」
するといつもと違う人の声がした。
それは…
友里達ではなく……
藍田くんだった。
あたしは少しだけ微笑んで
自分の席に座った。
「今日のお昼、暇…??」
「……えっ……
あ、侑斗と…お弁当食べるの…」
あたしは返事をすると
すぐに視線を机にうつした。
「そっか…じゃあっ…
その前に少しだけ時間
もらえるかな…??」
「……えとっ…」
どうしよう……