君のぬくもり(短編)




僕はゆっくり彼女から体を離した。




冷たい空気が


彼女と僕の間に割り込むのがわかった。






きれいな瞳

白い肌


小さな唇





僕は涙を止めることができないまま


ハルにキスをした。







目を閉じた瞬間

ハルも泣いていた。







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