俺様神様!
幸せなんて来るかも分からない。


妖魔と天狗の争いだって、休戦に過ぎない。


だけど、きっと良い方向に進むと、信じたい。



だけど、何より確かなことは。




「燈。俺のこと、好きだって言えよ」



「はぁ?!」



「ほら」




「……好き。佐助」





佐助と一緒に居られれば、それで良いってことだ。






俺様で我儘な神様天狗様。




あたしが好きになったのは、そんなやつだった。





次→あとがき
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