俺様神様!
「緋祥ィ…てめぇ要らないこと燈に教えてんじゃねぇぞ…」




話題に上がっていたその人、佐助がドアを開けて入ってくる。


観音開きの大きな扉は、祠を連想させた。



そして、それの手前に腕を組んで寄り掛かる佐助。


「それくらい良いと思うけどなー」


「駄目だ。つーか帰るぞ燈」


「若様、代替わりは何時行う予定ですか」


おぉ、さすが緋祥さん。完全スルーだ。あたしも今度からやってみようか。


「……祖父様の了解は取ってある。いつでもいい」


「了解しました」
< 48 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop