俺様神様!
夜中の3時くらいだった。



ガスッ。



佐助の足がカーテン越しにあたしの足を強打する。




「痛いでしょ馬……」



カーテンを開けて、思わず息を飲んだ。



月に照らされる烏天狗。


銀の髪が青白い月明かりに照らされて、光る。



その月明かりは、彼の肌を照らし。


……よかった。起きてはいない。
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