俺様神様!
「天狗様は怖いね?」



刀を突き付けられても、平然と茶色い髪を揺らす妖魔。



「…言え。お前は何者だ」


「俺、か?」


ニヤリと笑った口から除く尖った歯。


こんな歯の人間はいない。まるで、牙か何かだ。


「鬼狼、だ」


何それ?名前…じゃないよねぇ?
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