俺様神様!
捻れ
「……どうして、あたしを連れて来たの?」



殺すため?



それとも、あたしと佐助を引き離して、弱体化した佐助を殺すの?




…それは、絶対に嫌。




「……後でね」



はぐらかし、彼は歩き出す。



「あんた、名前は?」


「山科燈…」


「…あんた面白いよね」


冗談めかすその表情。


「…面白い?」


「そ。面白いよ。この間俺に刀を向けた瞬間とか、今とか。表情も、感情も、違う」


「……当たり前じゃない?」


「そうかな?俺が変なのかな?」



なんだかこいつと話していると調子が狂う。



間が抜けてる、っていうか。
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