ふたり*

み、水口先生っ!目の前には先生の姿があった。せ、せ、先生!ドキドキしている私を無視しているかのように、先生の手には水城からの手紙があった。



ヤバっ。ここは一番前の席だった…。



「せ、先生返して…!」



水口先生の顔が見られず、下を向いて言った。それなのに先生は
「没収ー(笑)」と。
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