この想いを君に…4
「むっちゃん、おかえり!!」

車が停まる音を聞き付けて出迎えてくれたのは知樹。

ニヤニヤ…

笑ってる…?



嫌な予感。



あたしは車から降りて家に入って。

「おかえり」

キッチンにいたママは満面の笑みで。

あたしに牛乳パックを差し出した。

「はい、むっちゃん!!」
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